軽妙な調子に乗せて歌をうたってみれば、私が対外的にゲーテ的無味さを備えているのは、その内に迸(ほとばし)った光ファイバー的ルシファー性とキリストの怒りによる脆弱性がない交ぜになっているからだ。
私は「オー、オー、オー、オー」とひくい唸りをあげるだろう。つまりそれはSeraphimの高音になる事を意味している。
偉大なものにせんと神の勅令によって墜ちた鉱物。羽のような石。石の超微視的な元素としての羽。太陽存在が浸透しきって照らし出された羽。丙ー辛。火剋金による水の予見。
水のような火、金のような水。