צא

دمنهور - 𝑆ℎ𝑖𝑧𝑢𝑜𝑘𝑎 | 𝐻𝑒𝑟𝑚𝑒𝑠 𝑇𝑟𝑖𝑠𝑚𝑒𝑔𝑖𝑠𝑡𝑢𝑠(933311) | Ramakrishna | 𝐑𝐀 | 1991.03/19 | JAPON ♎︎

夜おきると朝で、茄子が氷ったから黄色いトルエンがひゅるひゅると土に向かって又、方向のない熱風邪において横たわるんだけど、それでハンバーガーって何だっけ?ジョサンが言う。ジョサンは剥いた卵のような光沢を投げ出しており、白内障気味の両目を操って、緑色の花火の話をする。私らは公園のような、遊園地のようなポートフォリオの上で無駄話をしている。散漫で、胃も煮え渡り俺は早く切り上げたかったが、ジョサンはジョサンで友達がいないし、少しでも素振りを見せれば何をするか分かったものじゃない。現に、俺の父はこいつによってノイローゼをあやかって、病院の庭で草のようになってしまった。そのときもこいつは花火の話をしていたし、俺はどうでもよかった。なんで不快が嫌とされて、快いものが好しとされているか分からなかったし、別段にどちらでも一緒だと思ってるから。とは言っても、切り札は絶えず忍ばせてはいるが。でもジョサンもジョサンで憐れな奴だよ。緑色の花火の時に、彼女めちゃくちゃにされたんだから。といっても俺がしたわけであって、ほんのクリニック的感覚から事に及んだわけだから、お互いに刺激的な出来事と認識し合っている。彼女も相当な事してきたわけだしな。それよりもこのお互い様という何とものっぴきならない憐れさといったらない。俺らがすることといったら暴力、快楽、ある種の笑いなんだから。俺は少し違ったけど。でもあいつらも少しどこか違った感覚なわけであって、行為で縛れるってもんでもない。俺らは消滅をねがってるよ。祈りをしないタチのものなんだから、かなり本気の部類だ。へらへらしてる奴だって、それを願ってるはずで、この信念を翻す奴よりは幾分マシだから、何とかみんな生きてるんだろ?まあ生きてるというよりは、ただの末端神経だろうよ。生態的な運動と神経のみ。他に何があるか聞きたいけどもさ。あれ、ジョサンが息をしてない。まあよくある事だよ。はじめてのことだけど、でも救急隊員も少しは休みたいんだろうから、こんなジョサンの一命を取り留めるよりも、もっとやる事があるはずだ。そして俺は、尊いわけがない命が好きだよ。これは気まぐれで決まるような好きではなくこちらにもリスクがあるような愛してるってやつだ。そいつらとの対面式あれこれは本当うんざりだが、そいつらの命は好きなんだ。もうどうでもいいね。これ読んでるお前らの浮ついた確約的時間の切断をしようとは思ってもないし、ジョサンが一挙にキリンになっちまうかもしれない。一体、この 俺 とは何の手段なんだ?もし本当にこの 俺 ってのが俺ならば、ジョサンは助けるだろうし、こんな文は書かないだろうよ