צא

دمنهور - 𝑆ℎ𝑖𝑧𝑢𝑜𝑘𝑎 | 𝐻𝑒𝑟𝑚𝑒𝑠 𝑇𝑟𝑖𝑠𝑚𝑒𝑔𝑖𝑠𝑡𝑢𝑠(933311) | Ramakrishna | 𝐑𝐀 | 1991.03/19 | JAPON ♎︎

「令和#11」

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‪「私がひとえに言ってこうあらせられるのは元型として二枚の黄金の円を持っているからです。ベン図的に重なるその中央のアーモンド型は膣ではありません。それはあるエジプトの大きな目です。下降あるいは上昇を表しています。私は手を合わせます。あなたは心地の良い硬質さを受け取る。そして私との距離が開いていく。そのとき頭上には大きな太陽が現れる。まさしくそこに存在している私というのは太陽直系の原人です。あなた方はこう言う。「性なんかより霊的至福の方がいい」と。それは間違っています。霊的至福は比較しえないものです。ゆえに性的快楽は独自の法則をもっています。我々が「神」と呼ぶとき、そこには何が存在しているでしょうか?それは実在?それとも文明?あなた方が間違っているのは応答の間にあります。あなた方は神から最も遠い時に叫ぶ。神を呼ぶべき時はいつでも神の要らない時です。この要らない時というのはあなたが大丈夫な時なのです。さて私は今どこから呼びかけているのでしょうか。見据えてください。大地の上には金獅子の髪細工にアセファルのような男が立っている。それが私です。大地に両手両足を広げている。頭上には太陽がある。そしてあなたが応答できるようにこの呼びかけがあります。ここには三点の力しかありません。三つの大きな球体があると言ってもよいでしょう。よく覗いてください。左には金色の地球がある。右には赤が。そして下には銀色の地球があります。それは地球ではないですが地球上で生きるあなた方にとってはそういう事であります。あなた方には狂気が許されている。なぜならもう自らの同種しか呼び寄せる事がないからです。それゆえに気が狂う事はありません。存分に解放してください。あなたはその時少し不安になるかもしれません。自分だけが取り残されるのではないかと。そのためにこの男が立っているのです。再び呼びかけます。左には金色の地球が。右には赤が。そして下には銀色の地球があります。そして大地に両手両足を広げた男が立っている。頭上には太陽が。それはアセファルのような男である。すべて私の事です。あなたは遠ざかっているのでそれが明らかでありました。しかし今度は私に近づいていきます。その時に見えるのは三点穴のガラスの奥で死んだ男です。頭上の太陽は本物です。また架け橋がある。それを登っていく。透明かあるいは薄青色のベールが纏っています。あなたは気づくでしょう。あれは男ではなかったと。標榜だと考える。しかしそれは実際に死んでいます。男です。これは何を表してるでしょうか。あなたが成長したという事なのです。私は特別にそれ以外の人達に対しても呼びかけます。つまりここから時を戻す事は可能でしょうか。時間は存在していません。ここは空間です。しかし時を戻しましょう。架け橋から降り、男から遠ざかり、逆三角形の球体とアセファルのような男があり、そして私の呼びかけが止むあの地点までです。その先には何があるでしょうか。まず球体が小さくなり、炎が立ち込めます。頭上には何もない。それどころか真っ暗闇の空間です。あなたはそれを見て何を思うでしょうか。逃げ出したくなるはずです。なぜならこの段階というのは創世の夜明け前だからです。誰にも影響を与える事が許されていません。ただ質量になるだけです。しかしそのために集まってくる者もあります。そのような人々は自然の一部になります。空間の形成に働きます。さてあなた方はいつだって眺めているのが好きです。大地に両手両足を広げた男が立っている地点です。しかしそうもいきません。彼から遠ざかるか近づくか決めなければなりません。三つの地球はそんなに眺めてはいられません。あなた方がなぜ私と関係しているのかというと死ぬ事の恐れがあるからです。すべてはそこから始まっています。強烈な音が聞こえる。振り返る。好みの異性が現れる。振り返る。すべてはそういう事です。あなた方は常に位相をもっていなければならない。関係づけられなければ質量が重くなってしまうためです。それを避けているのです。だからあなた方の目の前に私があらせられます。特別な契機です。あなたと私しかいないこの空間であなたは偉大です。あなたは私としか関係を結んでいないために心配がないです。実際それは後ろを振り向くという気すら起こらないでしょう。なぜなら私しかそこにはいないためです。私の呼びかけは突然起こりました。あなたにとってはごく自然に感じられるものでした。しかし因果関係はありません。あなた方よりもまず全体性が崩壊したのです。私がこうあらせられるのは元型として二枚の黄金の円を持っているからですがそれは一枚でした。しかしあなた方にとってそれは二枚あるべきものだったのです」