צא

دمنهور - 𝑆ℎ𝑖𝑧𝑢𝑜𝑘𝑎 | 𝐻𝑒𝑟𝑚𝑒𝑠 𝑇𝑟𝑖𝑠𝑚𝑒𝑔𝑖𝑠𝑡𝑢𝑠(933311) | Ramakrishna | 𝐑𝐀 | 1991.03/19 | JAPON ♎︎

【-×-=+(マイナスかけるマイナスはプラス)であるところの七色の神社】

ドアノブをひっくり回してそのままちぎれる。
雷に打たれ二重に死ぬ首吊り死体が水色の飴細工に顔を突っ伏した。
軍歌を凌駕する「ハーレー、アーメー」が聴こえてくる。
それはそうと紙の鋭利な側面である。
額が切断される事はないが、ないがゆえに何かが切断されるような紙の鋭利さである。
誰ですか、グラウンドに魔術を描いたのは。
(この学校建築にはベランダがない)
50本のパラシュートの糸を束ねて鼻の穴へ入れる。
それが男であろうと女であろうと、つまりは人間であるので問題がない。
つまり異星人の視点である。
この異星人は四角形である。というよりAV機器である。
それを屈んで見るのが男であった場合。
「この機械の小さい粒々の穴にチンコを挿れたい〜。何個穴があるのかな。16個だ。じゃあチンコも16個なくちゃ駄目やん」
男は外へ出て男16人分のチンコを鋏で切ろうとした。その収集にあって女が険しい顔で彼を見つめるのだが、それが彼を苛立たせた。
男は収集なんて放棄して女の顔をボコボコにした。
(左手で一本目のチンコを掴んでいる)
すぐに人集りが出来て彼は地面にチンコを押しつけた。空へ放ると自分の存在が目立つからである。
押しつけながら自らのチンコをチャックから出して無意味に添えている。
「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」
突如大雨が襲った。しかし観衆は微動だにしないし、彼も「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」と繰り返した。
「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」と女。
おうむ返しが男を苛立たせ、女をボコボコにする。
女は「見て!この伸びきった足。マンコを添えているからだよ」と鳴いて倒れた。
(ここでパチンコ・チラシのフォントで制服)
もう軍歌は聞きたくないのです。
異星人は一連のやり取りを何回かリピートさせ継ぎ接ぎする。
「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」
突如大雨が襲った。しかし観衆は微動だにしないし彼も「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」と繰り返した。
「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」と女。
それが男を苛立たせ、女をボコボコにする。
女は「アエ」と鳴いて倒れた。
「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」
突如大雨が襲った。しかし観衆は微動だにしないし彼も「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」と繰り返した。
「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」と女。
それが男を苛立たせ、女をボコボコにする。
女は「アエ」と鳴いて倒れた。
「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」
突如大雨が襲った。しかし観衆は微動だにしないし彼も「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」と繰り返した。
「見て!この伸びきった右足。チンコを添えているからだよ」と女。
それが男を苛立たせ、女をボコボコにする。
女は「アエ」と鳴いて倒れた。
女は「マンコ」と叫んで起き上がった。
「異星人だ!何でそんなリピートするの!私は何をしてるかな!」
マンコと叫んで起き上がった女にマンコがない。
この三つ巴に見かねた私は「さっきねInstagramで弾き語りをしたのですが録画保存を忘れて再度録音しなければならなくなった。しかしさっきまで歌えていたものがなぜか歌の音階が合わなくてしまって6回くらい挑戦した。それでも駄目なようでブチ切れてギターを投げてこの文章を書いているのです。こんなものは糞ですよ」と話し始めた。
「男にしてみれば急にマンコと叫んで立ち上がった女と異星人だけが見えている。異星人はリピートして作品をつくっている。女は自意識がないので存在していません」と続けた。
この状況で私は全て戦車で轢き殺して平らにした。

清潔な青空。大地がある? 大地を連想するべき? とにかく清潔な青空だけは確定している。商店街などもってのほかである。
しかしだからこそ私は商店街を連想する事を採用しなければならなかった。
商店街がある。男は異星人と69の形になりながら転がっていき店内へ入った。
(さっき戦車に轢き殺されたのではなかったか?)
コツと音がして私は店内へ覗き込む。
そこには巨大な墓があった。
ニンゲンノチノハカと刻印されており、私は血液も人間存在として認められるのかと納得した。

そして床に転がっている男と異星人を背負って神社へ向かった。

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